のいちごについて
のいちごの成り立ち
のいちごは、1999年に、愛知県江南市内でリズム遊びのサークル活動をしていた親が集まって、互いの子どもを保育する「自主保育」の形式で活動をスタートしました。
その後、斎藤公子氏の子ども観・保育理念に感銘を受けた親たちが、「のびやかにたくましく育って欲しい」と願い、2000年、江南市力長町の民家を改築し、のいちご こども園の前身となる「のいちご共同保育所」を立ち上げました。
設立10周年を迎えた2010年6月末には、よりよい保育環境を求めて、高屋町の民家へ移転しました。
2011年6月には、特定非営利活動法人(NPO)の法人格を取得し、「NPO法人のいちご のいちご こども園」として新たなスタートをきり、現在に至っています。
そして2012年3月に、念願の児童支援施設「のうさぎ」を開設することができました。
のいちごの運営
のいちご こども園は、保育者と父母が協力して、園の環境整備や運営を行っています。
子どもたちがよりよい環境で遊べるように、そして、保護者が互いに支えあって子育てができるよう、プールの設営、畑や園庭の整備、バザーへの参加、キャンプ、もちつき、そりすべりなどの行事も皆で協力して楽しいひとときを過ごしています。
敷地面積は990㎡、園舎には広々としたヒノキのテラスがあり、ワックスがけや園庭の庭木の剪定、草取りなどの園庭の整備をみんなで協力してやっています。
~園長からのメッセージ~
これは、さくら・さくらんぼ保育園を創設した斉藤公子氏の教えの中から、 私たち大人が大切にしていることばであり、のいちごこども園の保育方針の 原点になっています。
何でも食べられる子、心地よく眠れる子、友達と楽しく遊べる子。この生きていく源の力を育てるために、食材に気を配り、自然の中で 水や土に十分触れ、「リズム遊び」で身体を動かす楽しさを味わえる 保育をしています。
また、核家族化や出生率低下により、子どもの数が減り、兄弟姉妹が 少ない中、親も 子も人との関わり方がわからず、子育てに不安を抱えている 親御さんが少なくありません。 インターネット等による情報が多すぎて、逆に何を選んでいいかわからない、 という声も多く聞かれます。
のいちごこども園では、 『自分の足で歩き、自分の手で行い、自分の頭で 考える』 自ら動ける子に育つよう、私たち大人はそのお手伝いをしています。 大人の方も、もちろん子ども達も、のいちご こども園の生活を実際に見、 聞き、肌で感じていただくと、子育てのヒントも見つかると思います。 是非、一度“体験”においで下さい。
そして、この出会いを、大切にしていきたいですね。
のいちご こども園 園長 石川